地震保険では、大規模な地震が発生した場合、支払われる保険金が巨額となる可能性があることから、保険金の支払責任の一部を政府が負うこととしていますが、政府であっても無限に責任を負うことはできないため、1回の地震における保険金の支払限度額(総支払限度額)を12兆円(2021年4月現在)と定めています。
総支払限度額は、関東大震災級の地震が発生した場合でも保険金の総額がこの額を超えることがないように決定されており、適時見直されています。
万が一、支払われるべき保険金の総額が総支払限度額を超える場合、契約ごとに支払われる保険金は次の算式により削減されることがあります。
総支払限度額
東日本大震災が発生した際には、削減することなく保険金は支払われております。
また、大震災発生時には、政府は復旧・復興に向け、地震保険以外の様々な施策も実施しています。